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2018.10.10

三井化学、北米でガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備新設(2018/9/18)

三井化学は、米国の製造拠点であるAdvanced Composites, Inc.にガラス長繊維強化ポリプロピレン(長繊維GFPP)の生産設備を新設することを決定した。これは、北米での需要拡大に対応したもので、新設備は2019年9月に完工し、同年10月に営業運転を開始する予定。生産能力は3,500t/年となる

長繊維GFPPは、繊維状のガラスとポリプロピレン樹脂を溶融・混練して得られる複合材料で、無塗装による自動車向けバックドアインナー等に採用されており、例えばバックドアインナーの場合、金属を代替することで約30%軽量化が可能とされている。