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2018.09.12

三井化学、シンガポールで高機能エラストマー「タフマー」の生産能力増強を決定(2018/8/24)

三井化学は、シンガポールの子会社Mitsui Elastomers Singapore Pte Ltdの高機能エラストマー「タフマー」の生産能力を200,000トン/年から225,000トン/年に増強する計画を発表した。増強工事の完工は2020年7月を予定している。

「タフマー」は、世界トップシェアを有する樹脂改質材・軟質成形材料であり、自動車材、包装資材、太陽電池封止材など幅広い用途で使用されている。今回の増強は、生産台数の伸びや環境規制強化による軽量化ニーズといった要因により、特に自動車材用途で更なる拡大が予想されることが理由となっている。