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2018.10.24
エボニック、原薬(API)および医薬用中間体の受託製造(CMO)能力を拡大(2018/9/19)
エボニック インダストリーズ(ドイツ)は、欧州および米国の拠点で昨年から進めていた原薬(API)および医薬用中間体の受託製造能力の強化を完了した。なお、合計投資額は3,600万ユーロに上る。
まず、ドイツではcGMP対応連続製造プラント、高純度PEG/mPEG受託合成を行うパイロットプラント、超高薬理活性原薬の小規模生産を行うcGMP対応施設を新設。生産能力の増強も行った。
また、米国でも生産能力を増強しているほか、スロバキアでは菌株の開発から商業生産までの微生物による醗酵プロジェクトをサポートするパイロットプラントを新設している。
同社は、複雑なプロセスで作られる化合物の製品化に取り組む顧客のサポートをミッションとしており、今後も先進技術を導入し、顧客の製品スケールアップおよび商業生産をサポートしていくとしている。