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2018.11.21
信越化学工業、フォトマスクブランクス事業の拡大を目指し、約140億円の設備投資を実施(2018/10/11)
信越化学工業がフォトマスクブランクス事業に積極投資を行う。今回の投資は、既存生産拠点の増強に関するもの。すなわち、武生工場(福井県)で新たな工場棟および先端ArF品を生産する設備の増強(2021年4月完了予定)、直江津向上(新潟県)で汎用ArF品の生産設備の増強(2019年末完了予定)を計画している。この投資により、信越化学のフォトマスクブランクスの生産能力を現在の3割増とする。
フォトマスクブランクスは、半導体の製造工程で使用されるフォトマスクの材料で、半導体デバイスの生産量の増加および微細化の進展により、フォトマスクブランクスの世界需要は汎用ArF、先端ArF品ともに増加している。
信越化学工業は、これらの需要を取り込み、事業のさらなる拡大を目指す。