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2018.12.26

京都大学iPS細胞研究所、住友化学、大日本住友製薬が共同で 高品質な臨床用iPS細胞の製造に向けた研究を開始(2018/12/21)

京都大学iPS細胞研究所CiRA、住友化学および大日本住友製薬は、
より高品質な臨床用iPS細胞を製造するための共同研究を開始したと発表した。
本共同研究は、iPS細胞を使用した細胞治療を一般医療へと普及させるには、
高品質で均一なiPS細胞の大量かつ安定的な製造が必要であることを受けて実現したもの。
本共同研究では、CiRAのiPS細胞製造・品質管理技術、
大日本住友製薬の再生・細胞医薬品の商用生産・品質管理技術、
および住友化学の幹細胞関連技術を持ち寄る。
そうして既存の製造プロセスの見直しや新規技術の検討を行い、
より効率的で安定的な商用製造に適用可能な臨床用iPS細胞の製造技術を確立し、
産業利用につなげていくとしている。