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2019.02.27

住友化学、EUにおいて新規殺菌剤の農薬登録申請を実施(2019/2/25)

住友化学は、EUにおいて新規殺菌剤インピルフルキサムの農薬登録申請を実施した。

インピルフルキサムは、同社が独自に発明した有効成分で、病原菌のエネルギー生産の過程を阻害する作用を持つコハク酸脱水素酵素阻害剤(SDHI)の1つ。欧州におけるコムギ赤さび病、オオムギ網斑病、バレイショ黒あざ病といった重要病害にも高い効果を示すことが、社内外での評価を通じて確認されている。

今回の申請は、2017年に実施した日本、アルゼンチン、米国、カナダ、ブラジルでの申請に続くものである。

EUにおけるインピルフルキサム含有製品の市場投入は、規制当局承認後の2023年以降を見込んでいる。