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2019.04.10

旭化成、リチウムイオン二次電池用セパレータの生産体制強化を決定(2019/3/14)

旭化成は、滋賀県守山市および米国ノースカロライナ州の既設敷地内に、LIB用セパレータの「ハイポア」(湿式膜)、「セルガード」(乾式膜)の新規生産設備を増設すると発表。約300億円を投入し、2021年度上期に商業運転を開始する予定となっている。

また、生産品目・製造ラインの統廃合などによる既存生産設備の合理化・生産性向上もあわせて実施することで、湿式膜は約3億㎡/年、乾式膜は約1.5億㎡/年の能力増加を見込んでいる。

今回の生産体制強化により同社グループのLIB用セパレータ生産能力は、2021年度に湿式膜が約10億㎡/年、乾式膜が約5.5億㎡/年となる見通し。