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2019.04.10

東レ、世界最高レベルの柔軟性を有する新規PPS樹脂を開発(2019/3/28)

東レは、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS樹脂)が有する高い耐熱性や耐薬品性を維持しながら、世界最高レベルの柔軟性を有した新規PPS樹脂の開発に成功した。2019年4月から自動車用途を中心に本格提案を開始するとともに、幅広い工業材料分野で用途展開を進めていく。

この新規PPS樹脂は、170℃で1,000時間処理しても機械強度の低下はなく、酸やクーラント(自動車冷却液)に対しても高い耐性を有している。

既に自動車配管用途で提案を開始しており、本格的な材料提案開始に向けて生産体制が準備中となっている。